評価解析業務

評価解析業務

当社では分解・抽出・測定などの基盤技術を応用し、成分分析、異物観察及び同定、不純物の解析、表面状態の観察など目的に合わせた評価及び解析をご提案します。

元素分析について

RoHS分析に使用するエネルギー分散型蛍光X線分析装置(XRF)と電子顕微鏡に取付けたエネルギー分散型X線分析装置(SEM/EDX)の特徴や使い分け等について説明を行っています。

異物・付着物の分析

食品を含め昨今、製品中の異物は社会的な問題を起こしています。弊社ではFT-IRによる定性分析、SEM/EDXによる元素分析により、異物の調査を行っております。その分析方法の流れを説明します。

製品の変色等の解析

製品表面に発生した変色やシミは不具合になることがあります。その原因は化学薬品による腐食や多量に付着した極微小な異物であることがあります。ここではそのような事例を紹介します。

有機物の定性分析

分析対象物が有機物であり、それが何であるかの調査を行なう場合についてチャック付きポリ袋の表面に付着している脂肪酸アミドの解析を参考例として分析の手順をご紹介いたします。 有機物が何であるかを調査するための定性分析をご依頼いただく場合には、技術営業課までご相談下さい。

ICP-発光による定性/定量分析

霧状化した試料をプラズマ中に導入し、励起発光した光を各元素特有のスペクトルに分光し、その波長・強度の測定により定性定量分析を行う。各種金属やセラミックなどあらゆる材料の主成分から微量成分までの多元素同時分析が可能。

作業エリア環境汚染評価

製品の品質が高精度化する現在では、生産現場での設備や使用する部材から微小物質が発生した場合、製品への汚染(コンタミネーション)原因となる可能性があります。ここではコンタミの原因となる物質を特定する分析方法について事例と併せて紹介します。

Niめっき液添加剤の定量分析

めっきは液組成の濃度が適正でないと、めっき不良の原因となります。 特に有機化合物の添加剤は1%以下の濃度、かつ管理幅は狭いため、濃度管理が非常に難しくなっています。 環境アシストではNi液をよく利用されている以下の成分について定量分析を可能にしました。
一次光沢剤:サッカリンナトリウム
二次光沢剤:ブチンジオール
ピット防止剤:ドデシル硫酸ナトリウム